
竹田城跡
行けるうちに、行く旅 国内編 / 竹田城跡
兵庫県朝来市、古城山の山頂(標高353m)に石垣が残る山城の跡です。建物はなく、山の上に石垣が連なります。秋の早朝、川霧が谷を埋めると、雲の上に城跡が浮かんで見えることから「天空の城」と呼ばれます。どの乗り物で来ても、最後の約900mは坂道を歩いて登ります。
行き方
東京から新幹線で姫路へ(約3時間)、JR播但線で竹田駅へ(約1時間半)。乗り継ぎを含めて5時間前後かかり、泊まりがけになります(推定・時刻表の一般例)。大阪からは、JRで姫路または福知山・和田山経由で2時間半前後です(推定)。竹田駅から城跡の中腹までは、昼間は「天空バス」(3〜11月、約15分・300円)かタクシー(約20分)で上がれます。12月は天空バスが走りません。車は観光施設「山城の郷」の駐車場(100台・無料)までです。そこから先は一般の車は入れません。道路が一方通行のため、帰りのバスは竹田駅を回り、山城の郷まで約25分かかります。
中腹までバスかタクシー、そこから坂道を歩いて城内へ

天空バスかタクシーで山の中腹にある「竹田城跡」バス停まで上がり、坂道を歩いて入口(料金収受棟)へ。城内の石垣の間を歩き、本丸のあたりから谷を見下ろします。
- 竹田駅か山城の郷から、天空バスかタクシーで中腹のバス停へ
- バス停から入口まで坂道を歩く(約900m〜1.0km・約20分)
- 入口で観覧料(大人500円)を払う
- 城内を回る(30〜60分)
- 同じ坂道を下り、バス停から天空バスで戻る(最終便は16時25分発)
- 必ず歩く距離
- 中腹バス停から入口まで約900m(地図では1.0km)、約20分
- 上る高さ
- 約110m(中腹バス停 約244m → 山頂 353m)推定
- 城内の見学時間
- 30〜60分
- 歩く距離(1日)
- 2.5〜3km推定
- 城内の路面
- 舗装されていない土の道と、石積みの階段や起伏
- 坂道の路面
- 公式の記載なし推定
- 車いす
- 利用は難しい(900mの坂道は全員が歩く)推定
- 飲み物
- 料金収受棟と城内では買えない
- 昼間の天空バスを使えば、山城の郷の駐車場から歩く必要はありません。
- 坂道は途中で立ち止まって休みながら上ります。20分は元気な人の目安です。
- 飲み物は麓で買っておきます。
- 土日・祝日は駐車場が満車になりやすいので、電車と天空バスが確実です。
- 膝が悪い人:帰りは同じ坂道を下ります。城内にも石積みの段があります。
- 心臓や肺に持病がある人:20分ほど上り坂が続きます。途中で抜ける道はありません。
- バランスに不安がある人:城内は舗装されておらず、手すりのない段差があります。
- 夏は熱中症の予防のため、飲み物を必ず持つよう公式が求めています。
雲海の朝、山城の郷から歩いて登る(暗いうちに出発)

雲海が出やすい秋の早朝、山城の郷の駐車場から舗装された西登山道を歩いて登り、雲の上に浮かぶ城跡に立ちます。早朝は天空バスが走らないので、歩くしかありません(11月の土日祝日だけ早朝の「雲海バス」が走ります)。
- 前日に竹田か近くの町に泊まる
- 夜明け前に山城の郷の駐車場へ(10〜11月の土日祝は午前2〜3時ごろ満車になることがある)
- 懐中電灯をつけて西登山道を登る(約2.3km・約40分)
- 入口が開く5時から城内へ。雲海が出れば日の出前後に見られる
- 同じ道を下る
- 歩く距離
- 西登山道 約2.3km(片道)と城内
- 歩く時間
- 上り約40分。往復と城内で2時間〜2時間半
- 上る高さ
- 約150m(山城の郷 約199m → 山頂 353m)推定
- 路面
- アスファルト舗装の道(西登山道)。城内は土の道と石段
- 明かり
- 城跡にも立雲峡にも電灯はない。懐中電灯が必要
- 寒さ
- 山頂は氷点下になることがある。雲の中でぬれる
- 入城時間(2026年)
- 6月1日〜12月6日は5時〜17時。西登山道の門は4時30分から通れる
- 雲海の時期
- 晩秋がいちばん出やすい。天候によっては出ない
- 11月の土日祝日なら、早朝の「雲海バス」が運行します(2026年の詳細は運行会社の発表待ち)。
- 平日に行くと、駐車場の混雑を避けられます。
- 防寒着、雨がっぱ、温かい飲み物を持ちます。
- 野生動物に出会わないよう、鈴やラジオで音を出しながら歩きます。
- 心臓や肺に持病がある人:寒い暗がりで40分の上り坂です。寒さと運動が重なります。
- 膝が悪い人:帰りに約2.3kmの下り坂が続きます。
- バランスに不安がある人:暗い中を歩き、城内は霧でぬれた土と石段です。
- 雲海は出ないこともあります。出なかった場合でも、同じ道を歩いて戻ります。
向かいの立雲峡の展望台から、雲海に浮かぶ城跡を見る(早朝)

城跡の向かいにある朝来山の中腹「立雲峡」の展望台から、雲海に浮かぶ竹田城跡を見ます。写真でよく見る「天空の城」はこの角度です。駐車場から山道を上り、いちばん高い第一展望台まで約40分です。
- 前日に近くに泊まり、夜明け前に立雲峡の駐車場(50台)へ車かタクシーで行く
- 懐中電灯をつけて山道を上る(第三展望台まで約5分、第一展望台まで約40分)
- 展望台で日の出と雲海を待つ
- 同じ道を下る
- 歩く時間
- 駐車場から各展望台まで10〜40分(片道)
- 上る高さ
- 第一展望台まで約170m(駐車場 約256m → 展望台 約423m)推定
- 路面
- 舗装されていない山道(推定)推定
- 明かり
- 電灯はない
- 寒さ
- 早朝は氷点下になることがある(城跡についての公式の案内)
- いちばん近い第三展望台なら、駐車場から約5分です。高さは低くなりますが、城跡の方向は見えます(推定)。
- 城跡の上に行くこと(しっかり)と、立雲峡から見ること(オプション)は、同じ朝に両方はできません。どちらか一つを選びます(推定・どちらも夜明けが見頃のため)。
- 膝・腰が悪い人:暗い山道を約40分上り、同じ道を下ります。
- 心臓や肺に持病がある人:寒さの中の上り坂です。
- バランスに不安がある人:暗い山道で、足もとが見えにくくなります。
しっかり見るには L3+
ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分
季節と気候
1月4日〜2月末は冬季閉山で、城跡に入れません。入城時間は季節で変わります。2026年は6月1日〜12月6日が5時〜17時、12月7日以降は10時〜15時です。雲海が出やすいのは晩秋で、9月中旬〜12月初めが「雲海シーズン」です。麓に近い豊岡の平年値では、8月の日最高気温は32.8℃、11月の日最低気温は7.2℃です。雲海の朝の山頂は、これよりずっと冷え込み、氷点下になることがあります。大雨・暴風の警報、台風、雷、積雪、登山道の凍結のときは入れないことがあります。2026年10月16日から、熊の目撃情報のため、駅裏登山道と表米神社登山道が当分の間閉鎖されています。西登山道と南登山道は使えます。
病院までの距離
**公立豊岡病院**(豊岡市)は救命救急センターです。城跡から下りる時間を含めて、車で50分〜1時間ほどです(推定・中腹から道路距離約38km)。より近い病院として**公立八鹿病院**(養父市)があり、車で20〜30分ほどです(推定)。救急の体制は確認できませんでした。城跡まで車は入れません。坂道の途中で具合が悪くなった場合は、まず中腹のバス停・タクシー乗降場まで下ることになります(推定)。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- 朝来市 竹田城跡公式「竹田城跡へお越しの皆さんへ」(駅裏登山道700m・約40分、中腹から入口まで約20分)
- 朝来市 竹田城跡公式「雲海シーズンの登城方法及び駐車場についてのご案内」(2026年9月18日更新)
- 朝来市 竹田城跡公式「観覧時間について」(季節ごとの入城時間、冬季閉山、城内30〜60分)
- 朝来市 竹田城跡公式「サマー&雲海シーズン(2026年6月1日から12月6日まで)の観覧時間」
- 朝来市 竹田城跡公式「駅裏及び表米神社登山道の封鎖について」(2026年10月16日更新)
- 朝来市「竹田城跡アクセスマップ」PDF(各登山道の距離と時間、観覧料、立雲峡)
- 全但バス「竹田城跡周遊バス『天空バス』【2026年】」(時刻・運賃・一方通行)
- 厚生労働省「救命救急センターの評価結果(令和7年)」一覧
- 気象庁 豊岡 平年値(1991〜2020年)
- 国土地理院 標高API(中腹バス停・山城の郷・立雲峡の駐車場と展望台を地図上で測定)
- 神戸新聞(2021年10月)立雲峡の展望台の標高(第一展望台 約420m)
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