知床(知床五湖)の風景
北海道

知床(知床五湖)

最低限 L1しっかり L2オプション L4
写真:663highland / CC BY 2.5(Wikimedia Commons)

行けるうちに、行く旅 国内編 / 知床(知床五湖)

北海道の東の端、知床半島の原生林の中にある5つの湖です。湖面に知床連山が映ります。段差のない高架木道で一つ目の湖(一湖)まで行け、季節を通して無料で歩けます。森の中の地上遊歩道で5つの湖を回るには、時期によってガイドの同行やレクチャーの受講が必要で、ヒグマが出ると閉鎖されます。

注意ヒグマが出ると地上遊歩道は閉鎖。5/10〜7/31は登録ガイドのツアーのみ。羅臼岳などの登山道もクマの出没で閉鎖されることがある

行き方

羽田から女⁠満⁠別⁠空⁠港まで飛行機で約1時間45分、空⁠港から知床の玄関口ウトロまで車で約2時間です(推定)。東京からウトロまで家から6〜7時間かかります(推定)。鉄道ならJR釧網本線の知床斜里駅から斜里バスで知床自然センターまで約1時間です。ウトロから知床五湖まで車で20〜30分です(推定)。入口に「知床五湖フィールドハウス」があります。

知床五湖フィールドハウス(スロープ付き)
知床五湖フィールドハウス(スロープ付き)写真:Tzu-hsun, Hsu / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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高架木道で一湖の展望台まで

知床五湖の高架木道(段差のない木の歩道)
知床五湖の高架木道(段差のない木の歩道)写真:Sei F / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

フィールドハウスから、湿原の上に架けた高架木道を歩いて一湖の展望台へ。段差がなく傾斜をゆるくしてあり、車いすでも通れます。木道の両側には7,000ボルトの電気柵が張られています。

  1. 車かバスで知床五湖フィールドハウスへ
  2. 高架木道を歩く(全長約800m)
  3. 一湖の展望台から湖と知床連山を見る
  4. 同じ木道を戻る
高架木道の長さ
全長約800m(往復は約1.6km・推定)
段差・傾斜
段差なし・傾斜はゆるやか。車いすで通れる
料金
無料
車いす
フィールドハウスで無料貸し出し
歩く時間
往復40分前後推定
楽にするには
  • 車いすを借りられます。
  • 木道は電気柵に守られていて、ヒグマが出ても歩ける場所です。
  • 高架木道だけで湖と山の景色は十分に見られます。
注意が要る方
  • 寒さに弱い人:夏でも朝夕は冷えます。ウトロの7月の平均気温は17.3℃です。
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地上遊歩道の大ループで5つの湖を回る

地上遊歩道から見る森の中の湖
地上遊歩道から見る森の中の湖写真:Sei F / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

原生林の中の地上遊歩道を一方通行で歩き、5つの湖をすべて回ります。大ループは3km・約3時間です。開園〜5月9日と8月1日〜閉園は約10分のレクチャー(大人450円)を受けてから歩けます。5月10日〜7月31日は登録ガイドのツアー(10人まで、大ループは大人6,000円から)でしか歩けません。

  1. フィールドハウスでレクチャーを受ける(またはガイドツアーに参加)
  2. 森の土の道を歩き、五湖・四湖・三湖・二湖をめぐる
  3. 一湖のそばで高架木道に合流する
  4. 高架木道を戻る
大ループ
3km・約3時間(一方通行)
小ループ
1.6km・約1時間45分
1日に歩く距離
3〜3.5km推定
路面
森の土の道。雪の残る春は長靴が必要
トイレ
地上遊歩道にはない
閉鎖
ヒグマが出ると閉鎖。ツアーも中止になることがある
楽にするには
  • 小ループ(1.6km)なら半分ほどの距離です。
  • 出発前にフィールドハウスでトイレを済ませます。
  • 長靴は約9km離れた知床自然センターで借りられます。
注意が要る方
  • 膝や腰が悪い人:途中で抜けられない一方通行の道を3時間近く歩きます。
  • バランスに不安がある人:木の根やぬかるみのある森の土の道です(推定)。
  • 体調が変わりやすい人:遊歩道の途中にはトイレも建物もありません。
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羅臼岳(1,661m)に登る

羅臼岳の頂上直下の岩場
羅臼岳の頂上直下の岩場写真:Koda6029 / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

知床半島でいちばん高い山、羅臼岳に岩尾別の登山口から登ります。深い森から雪の残る大沢を通り、羅臼平を経て頂上へ向かう本格的な登山です。

  1. 早朝、岩尾別の登山口から登り始める
  2. 森を抜け、大沢を登って羅臼平へ
  3. 岩場を登って頂上へ(上り約5時間・推定)
  4. 同じ道を下りる(約4⁠時⁠間・推定)
標高
1,661m
高低差
1,400m以上推定
時間
上り約5時間・下り約4⁠時⁠間推定
路面
森の山道、急な大沢、頂上近くは岩場
楽にするには
  • 一般の旅行で楽にする方⁠法はありません。登山経験のある人が山の装備で登る山です。
  • 登山道はヒグマの出没で閉鎖されることがあります。出かける前に斜里町と知床財団の最新の情報を確認します(推定)。
注意が要る方
  • 膝・腰が悪い人、心臓や肺に持病がある人:1日9時間ほどの登山で、途中で下りる手段がありません。
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フレペの滝の遊歩道(地上遊歩道に入れない日の代わり)

フレペの滝へ向かう草原の遊歩道
フレペの滝へ向かう草原の遊歩道写真:Benford Choi / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

知床自然センターの裏から、森と草原の遊歩道を歩いて、断崖から流れ落ちる「フレペの滝」の展望台へ。片道約1km・約20分です。五湖の地上遊歩道が閉鎖された日でも、森と海の景色を楽しめます。

  1. 知床自然センターでトイレを済ませる
  2. 遊歩道を歩く(前半は森、後半は草原)
  3. 展望台から滝とオホーツク海を見る
  4. 同じ道を戻る
距離・時間
片道約1km・約20分
路面
土の道。入口近くに短い坂
料金
無料
楽にするには
  • 平らな区間が多い道です(推定)。
注意が要る方
  • バランスに不安がある人:入口近くの短い坂は、ぬれているとすべります。
  • ヒグマが出ることがあります。人の多い時間に歩きます。
この旅のための体の目標

しっかり見るには L2

ロコモ度1まで(2ステップ値1.1以上・両脚で20cmから立てる)。6分間で400m。階段1階分を休まず

季節と気候

知床五湖が開いているのは春から秋までで(4月下旬〜11月上旬ごろ・推定)、冬は閉鎖されます。ウトロの夏はすずしく8月の平均最高気温は23.3℃、10月の平均気温は10.1℃と早く冷え込みます。冬は2月の平均最低気温が−10.0℃です(気象庁)。5月10日〜7月31日は地上遊歩道を歩くのにガイドツアーの予約が要ります。春は雪が残り長靴が要ります。

病院までの距離

地元の**斜里町国保病院**は初期の救急を担っています(推定)。オホーツク地方の救命救急センターは**北見赤十字病院**で、ウトロから約150km、車で2時間半前後です(推定)。道東ドクターヘリ(基地病院は市立釧路総合病院)は北網地域も運航圏にしています。

数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。

出典
  1. 知床五湖 高架木道
  2. 知床五湖 地上遊歩道
  3. 斜里町国保病院の救急体制(医師向け求人情報)
  4. 知床五湖 公式サイト
  5. 気象庁 宇登呂(アメダス)の平年値
  6. 北海道観光公式サイト 羅臼岳
  7. 旅行情報サイト フレペの滝
  8. 厚生労働省 令和7年 救命救急センター評価結果
  9. 市立釧路総合病院の研修案内(道東ドクターヘリ)
  10. 北海道新聞 羅臼岳の登山記事

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