佐渡島(佐渡金山)の風景
新潟県

佐渡島(佐渡金山)

最低限 L1しっかり L3オプション L4
写真:伊藤善行 / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

行けるうちに、行く旅 国内編 / 佐渡島(佐渡金山)

新潟県の沖、日本海に浮かぶ大きな島です。島の西側の相川には、江戸時代から平成元年(1989年)まで約400年にわたって金銀を掘り続けた「相川金銀山」があり、2024年に「佐渡島(さど)の金山」として世界遺産に登録されました。史跡佐渡金山では、江戸時代の手掘りの坑道「宗太夫坑」と、明治以降の機械掘りの坑道「道遊坑」の中を歩いて見学します。島の南の小木では、桶のような丸い小舟「たらい舟」に乗れます。北の大佐渡の山々は、花の多い山歩きで知られています。

注意冬の日本海は荒れてジェットフォイルの欠航が多い。佐渡総合病院が救命救急センターか未確認で、高度な治療は新潟市へヘリか船

行き方

東京から新潟まで上越新幹線で約1時間30分(89分)です。新潟港から両津港へ、高速船ジェットフォイルで最短67分、カーフェリーで約2時間30分です。上越市の直江津港から小木港へのカーフェリー(約2時間40分)もあります。両津港から佐渡金山へは、車で約30km・約60分、路線バスで約70分です。冬の日本海は荒れやすく、船が欠航することがあります(推定)。日帰りより、1〜2泊で計画するのが一般的です(推定)。大阪からは、飛行機で新⁠潟⁠空⁠港へ行き、新潟港へ向かいます(推定)。

新潟と両津を結ぶジェットフォイル
新潟と両津を結ぶジェットフォイル写真:皓月旗 / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)
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道遊坑と道遊の割戸だけを見る(宗太夫坑の190段を避ける)

道遊坑の中の通路(ぬれて光る床)
道遊坑の中の通路(ぬれて光る床)写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

明治以降の機械掘りの坑道「道遊坑」を歩き、トロッコや機械工場を見ます。山が二つに割れたような採掘跡「道遊の割戸」を、真下と、外の高任公園から見上げます。

  1. 車かバスで史跡佐渡金山へ
  2. 道遊坑の中を、照明の付いた通路に沿って歩く
  3. 道遊の割戸の真下の採掘跡を見る
  4. 外に出て、高任公園から割戸の全体を見る
道遊坑の階段
最後に階段が30段ほど
車いす
道遊坑は途中で折り返せば見学できる
坑道の中の気温
10度前後(一年中)
歩く距離
1〜1.5km推定
立っている時間
1時間前後推定
路面
坑道の中は暗く、床がぬれている所がある推定
割戸の近くへの通路
16時30分(冬は16時)に閉まる
楽にするには
  • 宗太夫坑の190段を避けたい人は、道遊坑だけを回ります。
  • 夏でも坑道の中は10度前後なので、上着を1枚持って行きます。
  • 入館の受付は、4〜10月は16時、11〜3月は15時30分までです。
注意が要る方
  • バランスに不安がある人:坑道の中は暗く、目が慣れるまでゆっくり歩きます。
  • 膝が悪い人:道遊坑の最後に30段ほどの階段があります。
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宗太夫坑+道遊坑(佐渡金山コース)

宗太夫坑の中の階段(手すり付き、計190段)
宗太夫坑の中の階段(手すり付き、計190段)写真:Indiana jo / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

江戸時代の手掘りの坑道「宗太夫坑」では、人形で当時の採掘の様子を再現しています。続けて道遊坑と道遊の割戸を回る、史跡佐渡金山の基本のコースです。

  1. 宗太夫坑の入口から坑道に入る
  2. 手すりのある階段を上り下りしながら、江戸時代の採掘の様子を見る
  3. 外に出て道遊坑へ移る
  4. 道遊坑から道遊の割戸を見て、入口へ戻る
所要時間
60〜90分
宗太夫坑の階段
190段(手すりあり)
道遊坑の階段
最後に30段ほど
階段の上り下りの向き
公表なし推定
坑道の中の気温
10度前後
車いす
宗太夫坑は見学できない
入場料
大人1,500円
路面
暗く狭い坑道。床がぬれた所がある推定
楽にするには
  • 手すりにつかまり、ゆっくり進みます。坑道の中は暗く狭いので、急がないよう案内されています。
  • 有料のガイド(60分)を頼むこともできます。説明を聞きながら立ち止まる時間ができます(推定)。
  • 年中無休なので、天気の悪い日の見学先にもなります。
注意が要る方
  • 膝が悪い人:190段の階段があります。
  • 心臓や肺に持病がある人:10度前後のひんやりした坑道で、階段の上り下りが続きます。
  • バランスに不安がある人:暗い中の階段です。足もとを確かめながら進みます。
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大佐渡のドンデン高原から金北山を越えて白雲台へ(縦走)

ドンデン山(尻立山)から金北山へ続く稜線
ドンデン山(尻立山)から金北山へ続く稜線写真:Koda6029 / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

島の北の大佐渡山地を、ドンデン高原ロッジから佐渡島の最高峰・金北山を越えて白雲台まで歩きます。稜線から日本海と国仲平野を見下ろし、春から夏はシラネアオイなどの花が咲きます。

  1. 前の日にドンデン高原ロッジに泊まる(ロッジは11月中旬〜4月中旬は休館)
  2. 早朝に出発し、尻立山、アオネバ十字路、マトネへと稜線を歩く
  3. 金北山の山頂へ。手前で登りがきつくなる
  4. 舗装路を下って白雲台(標高約850m)へ。バスかタクシーで両津港へ
距離
13.6km
時間
7時間(休憩を含む)
標高差
282m(上り下りをくり返すので、上る高さの合計はこれより大きい)推定
水場
ルート上になし
よい時期
5月中旬〜10月下旬。夏は高温に注意
路面
樹林帯と開けた稜線の登山道
楽にするには
  • 同じドンデン高原から、尻立山とドンデン池を回る「ドンデン高原散策ルート」(3.5km・標高差100m・2時間半)もあります。初心者向けとされています。
  • ドンデン高原と両津港を結ぶ期間限定のバス「ドンデンライナー」があります。
  • 佐渡には熊などの大型の動物がいないと案内されています。
注意が要る方
  • 膝・腰が悪い人:7時間、上り下りのある山道を歩き通します。途中で下りる道が限られます(推定)。
  • 心臓や肺に持病がある人:水場がなく、夏は高温になります。
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小木のたらい舟

小木港のたらい舟
小木港のたらい舟写真:rhodnite / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

島の南の小木で、桶のような丸い小舟「たらい舟」に乗ります。船頭さんが櫂(かい)で漕いで、港や入江の中をゆっくり回ります。

  1. 車かバスで小木へ(佐渡金山から車で1時間以上・推定)
  2. 岸から揺れる小舟に乗り移る(係員が手を貸す)
  3. 舟の中に座って、10分前後漕いでもらう(推定)
  4. 岸に戻る
乗る時間
10分前後推定
乗り降り
揺れる小舟への乗り移り推定
歩く距離
ほとんど歩かない推定
楽にするには
  • 乗り降りのときは係員の手を借ります(推定)。
  • 波の高い日は乗れないことがあります(推定)。
注意が要る方
  • バランスに不安がある人:乗り移るときに小舟が揺れます。
  • 腰が悪い人:低い舟の中で、しゃがむように座ります(推定)。
この旅のための体の目標

しっかり見るには L3

ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分

季節と気候

坑道の中は一年中10度前後です。夏は外との温度差が大きくなります。冬(12〜2月)は日本海の風が強く、船が欠航しやすくなります(推定)。大佐渡の山歩きは5月中旬〜10月下旬が時期です。ドンデン高原ロッジは11月中旬〜4月中旬は休館です。歩きやすいのは5〜6月と9〜10月です(推定)。

病院までの距離

島の中心の病院は **佐渡総合病院**(佐渡市千種)です。島の災害拠点病院・へき地医療拠点病院とされています。佐渡金山から車で20〜30分です(推定)。佐渡総合病院は、厚生労働省の救命救急センターの一覧に入っていません。島の外の高度な治療が必要なときは、新潟市などの病院へヘリコプターで運ばれることになります(推定)。

数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。

出典
  1. 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山コース」(宗太夫坑190段・道遊坑30段・坑内10度前後・所要60〜90分・車いす・入館時間)
  2. 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山について」(相川金銀山の歴史・平成元年の休山)
  3. 史跡 佐渡金山 公式「アクセス」(ジェットフォイル・カーフェリー・両津港からの車とバス)
  4. 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山ガイド」(ガイド60分・入場料)
  5. 佐渡汽船 公式サイト(東京から新潟まで新幹線89分・新潟から佐渡まで最短67分)
  6. 佐渡観光交流機構「山を楽しむ」(大佐渡山地・トレッキングルート一覧・大型動物がいない)
  7. 佐渡観光交流機構「ドンデン高原〜白雲台縦走ルート」(13.6km・標高差282m・7時間)
  8. 佐渡観光交流機構「島内アクセス」(ドンデンライナー・金北山ライナー)
  9. 佐渡観光交流機構「ドンデン高原散策ルート」(3.5km・標高差100m・2.5時間)
  10. 厚生労働科学研究成果データベース(佐渡総合病院が島の災害拠点・へき地医療拠点であることの記載)
  11. 厚生労働省「令和7年 救命救急センターの充実段階評価の評価結果」
  12. UNESCO 世界遺産センター「Sado Island Gold Mines」

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