
佐渡島(佐渡金山)
行けるうちに、行く旅 国内編 / 佐渡島(佐渡金山)
新潟県の沖、日本海に浮かぶ大きな島です。島の西側の相川には、江戸時代から平成元年(1989年)まで約400年にわたって金銀を掘り続けた「相川金銀山」があり、2024年に「佐渡島(さど)の金山」として世界遺産に登録されました。史跡佐渡金山では、江戸時代の手掘りの坑道「宗太夫坑」と、明治以降の機械掘りの坑道「道遊坑」の中を歩いて見学します。島の南の小木では、桶のような丸い小舟「たらい舟」に乗れます。北の大佐渡の山々は、花の多い山歩きで知られています。
行き方
東京から新潟まで上越新幹線で約1時間30分(89分)です。新潟港から両津港へ、高速船ジェットフォイルで最短67分、カーフェリーで約2時間30分です。上越市の直江津港から小木港へのカーフェリー(約2時間40分)もあります。両津港から佐渡金山へは、車で約30km・約60分、路線バスで約70分です。冬の日本海は荒れやすく、船が欠航することがあります(推定)。日帰りより、1〜2泊で計画するのが一般的です(推定)。大阪からは、飛行機で新潟空港へ行き、新潟港へ向かいます(推定)。

道遊坑と道遊の割戸だけを見る(宗太夫坑の190段を避ける)

明治以降の機械掘りの坑道「道遊坑」を歩き、トロッコや機械工場を見ます。山が二つに割れたような採掘跡「道遊の割戸」を、真下と、外の高任公園から見上げます。
- 車かバスで史跡佐渡金山へ
- 道遊坑の中を、照明の付いた通路に沿って歩く
- 道遊の割戸の真下の採掘跡を見る
- 外に出て、高任公園から割戸の全体を見る
- 道遊坑の階段
- 最後に階段が30段ほど
- 車いす
- 道遊坑は途中で折り返せば見学できる
- 坑道の中の気温
- 10度前後(一年中)
- 歩く距離
- 1〜1.5km推定
- 立っている時間
- 1時間前後推定
- 路面
- 坑道の中は暗く、床がぬれている所がある推定
- 割戸の近くへの通路
- 16時30分(冬は16時)に閉まる
- 宗太夫坑の190段を避けたい人は、道遊坑だけを回ります。
- 夏でも坑道の中は10度前後なので、上着を1枚持って行きます。
- 入館の受付は、4〜10月は16時、11〜3月は15時30分までです。
- バランスに不安がある人:坑道の中は暗く、目が慣れるまでゆっくり歩きます。
- 膝が悪い人:道遊坑の最後に30段ほどの階段があります。
宗太夫坑+道遊坑(佐渡金山コース)

江戸時代の手掘りの坑道「宗太夫坑」では、人形で当時の採掘の様子を再現しています。続けて道遊坑と道遊の割戸を回る、史跡佐渡金山の基本のコースです。
- 宗太夫坑の入口から坑道に入る
- 手すりのある階段を上り下りしながら、江戸時代の採掘の様子を見る
- 外に出て道遊坑へ移る
- 道遊坑から道遊の割戸を見て、入口へ戻る
- 所要時間
- 60〜90分
- 宗太夫坑の階段
- 190段(手すりあり)
- 道遊坑の階段
- 最後に30段ほど
- 階段の上り下りの向き
- 公表なし推定
- 坑道の中の気温
- 10度前後
- 車いす
- 宗太夫坑は見学できない
- 入場料
- 大人1,500円
- 路面
- 暗く狭い坑道。床がぬれた所がある推定
- 手すりにつかまり、ゆっくり進みます。坑道の中は暗く狭いので、急がないよう案内されています。
- 有料のガイド(60分)を頼むこともできます。説明を聞きながら立ち止まる時間ができます(推定)。
- 年中無休なので、天気の悪い日の見学先にもなります。
- 膝が悪い人:190段の階段があります。
- 心臓や肺に持病がある人:10度前後のひんやりした坑道で、階段の上り下りが続きます。
- バランスに不安がある人:暗い中の階段です。足もとを確かめながら進みます。
大佐渡のドンデン高原から金北山を越えて白雲台へ(縦走)

島の北の大佐渡山地を、ドンデン高原ロッジから佐渡島の最高峰・金北山を越えて白雲台まで歩きます。稜線から日本海と国仲平野を見下ろし、春から夏はシラネアオイなどの花が咲きます。
- 前の日にドンデン高原ロッジに泊まる(ロッジは11月中旬〜4月中旬は休館)
- 早朝に出発し、尻立山、アオネバ十字路、マトネへと稜線を歩く
- 金北山の山頂へ。手前で登りがきつくなる
- 舗装路を下って白雲台(標高約850m)へ。バスかタクシーで両津港へ
- 距離
- 13.6km
- 時間
- 7時間(休憩を含む)
- 標高差
- 282m(上り下りをくり返すので、上る高さの合計はこれより大きい)推定
- 水場
- ルート上になし
- よい時期
- 5月中旬〜10月下旬。夏は高温に注意
- 路面
- 樹林帯と開けた稜線の登山道
- 同じドンデン高原から、尻立山とドンデン池を回る「ドンデン高原散策ルート」(3.5km・標高差100m・2時間半)もあります。初心者向けとされています。
- ドンデン高原と両津港を結ぶ期間限定のバス「ドンデンライナー」があります。
- 佐渡には熊などの大型の動物がいないと案内されています。
- 膝・腰が悪い人:7時間、上り下りのある山道を歩き通します。途中で下りる道が限られます(推定)。
- 心臓や肺に持病がある人:水場がなく、夏は高温になります。
小木のたらい舟

島の南の小木で、桶のような丸い小舟「たらい舟」に乗ります。船頭さんが櫂(かい)で漕いで、港や入江の中をゆっくり回ります。
- 車かバスで小木へ(佐渡金山から車で1時間以上・推定)
- 岸から揺れる小舟に乗り移る(係員が手を貸す)
- 舟の中に座って、10分前後漕いでもらう(推定)
- 岸に戻る
- 乗る時間
- 10分前後推定
- 乗り降り
- 揺れる小舟への乗り移り推定
- 歩く距離
- ほとんど歩かない推定
- 乗り降りのときは係員の手を借ります(推定)。
- 波の高い日は乗れないことがあります(推定)。
- バランスに不安がある人:乗り移るときに小舟が揺れます。
- 腰が悪い人:低い舟の中で、しゃがむように座ります(推定)。
しっかり見るには L3
ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分
季節と気候
坑道の中は一年中10度前後です。夏は外との温度差が大きくなります。冬(12〜2月)は日本海の風が強く、船が欠航しやすくなります(推定)。大佐渡の山歩きは5月中旬〜10月下旬が時期です。ドンデン高原ロッジは11月中旬〜4月中旬は休館です。歩きやすいのは5〜6月と9〜10月です(推定)。
病院までの距離
島の中心の病院は **佐渡総合病院**(佐渡市千種)です。島の災害拠点病院・へき地医療拠点病院とされています。佐渡金山から車で20〜30分です(推定)。佐渡総合病院は、厚生労働省の救命救急センターの一覧に入っていません。島の外の高度な治療が必要なときは、新潟市などの病院へヘリコプターで運ばれることになります(推定)。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山コース」(宗太夫坑190段・道遊坑30段・坑内10度前後・所要60〜90分・車いす・入館時間)
- 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山について」(相川金銀山の歴史・平成元年の休山)
- 史跡 佐渡金山 公式「アクセス」(ジェットフォイル・カーフェリー・両津港からの車とバス)
- 史跡 佐渡金山 公式「佐渡金山ガイド」(ガイド60分・入場料)
- 佐渡汽船 公式サイト(東京から新潟まで新幹線89分・新潟から佐渡まで最短67分)
- 佐渡観光交流機構「山を楽しむ」(大佐渡山地・トレッキングルート一覧・大型動物がいない)
- 佐渡観光交流機構「ドンデン高原〜白雲台縦走ルート」(13.6km・標高差282m・7時間)
- 佐渡観光交流機構「島内アクセス」(ドンデンライナー・金北山ライナー)
- 佐渡観光交流機構「ドンデン高原散策ルート」(3.5km・標高差100m・2.5時間)
- 厚生労働科学研究成果データベース(佐渡総合病院が島の災害拠点・へき地医療拠点であることの記載)
- 厚生労働省「令和7年 救命救急センターの充実段階評価の評価結果」
- UNESCO 世界遺産センター「Sado Island Gold Mines」
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