
姫路城
行けるうちに、行く旅 国内編 / 姫路城
兵庫県姫路市の中心に立つ、白い壁の城です。1993年12月、奈良の法隆寺とともに日本で初めて世界文化遺産に登録されました。大天守は江戸時代以前に建てられた現存天守12のうちで最も大きく、高さ31.5m、石垣を含めると46.3mあります。城の魅力の多くは外からの眺めにあります。大天守の中は、急な木の階段を上り下りする見学になります。
行き方
東京から:東海道・山陽新幹線で姫路駅まで約3時間です(推定・定期列車の一般的な所要時間)。大阪から:新大阪から新幹線で約30分、在来線の新快速で約1時間です(推定)。姫路駅から城へ:駅の北口から大手前通りをまっすぐ北へ歩きます。城の入口の桜門橋まで約1km、徒歩15〜20分です。バス:姫路駅北口から神姫バスで「大手門前」下車、徒歩5分です。駅と城の周りを回る「城周辺ループバス」もあります(推定・運行時刻は神姫バスで確認)。車:いちばん近い大手門駐車場から入城口まで徒歩約10分です。

三の丸広場から大天守を見る(平坦)

桜門橋を渡って城の敷地に入り、芝生と砂利の「三の丸広場」から大天守を見上げます。入城券がなくても入れる広場です。駅前の大手前通りからも、正面に大天守が見えます。
- 姫路駅北口から大手前通りを北へ歩く(約1km)。バスでもよい
- 桜門橋を渡り、大手門をくぐる
- 三の丸広場で大天守を正面から見る
- 広場の西側のトイレや休憩所で休み、駅へ戻る
- 駅から桜門橋まで
- 約1km・徒歩約15分
- 歩く距離(往復と広場)
- 2〜3km推定
- 立っている時間
- 1時間前後推定
- 階段
- ほぼなし推定
- 路面
- 舗装の歩道と、広場の砂利道推定
- 標高
- 海抜十数m(城の立つ姫山の頂は45.6m)推定
- 車いすのトイレ
- 三の丸広場の西側にある(有料区域の中にはない)
- 駅から城までの1kmはバスで縮められます。
- 広場はベンチや木陰があり、時間を決めずに休めます(推定)。
- 夜は日没から24時まで白くライトアップされます。広場から歩かずに見られます。
- 夏は広場に日陰が少なく、照り返しがあります。城の管理事務所も、帽子・日傘と飲み物の持参を呼びかけています。
大天守の最上階まで

入城口から菱の門、いくつもの門と坂を抜けて本丸(備前丸)へ上り、大天守の中を最上階まで上ります。建物の中は土足禁止で、靴を袋に入れて持って歩きます。
- 入城口で入城券を買い、菱の門へ
- 門と坂、石段を上って備前丸へ(入城口から天守入口まで徒歩約15分)
- 大天守の入口で靴を脱ぎ、急な木の階段を最上階まで上る
- 最上階から城下を見て、同じように急な階段で下りる
- 坂を下りて入城口へ戻る
- 見学時間(天守群)
- 約1時間
- 入口から最上階まで
- 小1時間をみておく
- 大天守の中の階段
- 計109段。幅が狭く、最も急な所は50度以上
- 城の立つ山
- 約46mの小山。坂・段差・階段が続き、天守までは「軽い山登りに匹敵」
- エレベーター・冷房
- どちらもない
- 歩く距離(駅から往復を含む)
- 3km前後推定
- 路面
- 建物の中は磨かれた板の床と板の階段(靴下で歩く)。外は砂利と石段推定
- 混雑
- 混む時期は天守入口で1時間ほど待つことがある
- 入城料
- 一般(18歳以上)2,500円
- 車いす
- 大天守など建物の中には入れない
- 平日の朝、開城(9時)すぐに入ると待ち時間が短くなります(推定)。公式サイトで当日の待ち時間が見られます。
- 靴袋を持っていきます。古い木の床でとげが刺さることがあるので、靴下か上履きがあると安心です。
- 杖は改札前の資料室で貸し出しています。
- 階段は手すりにつかまり、下りは体を階段に向けて後ろ向きに下りると安定します(推定)。
- 膝が悪い人:最上階まで上った分を、同じ急な階段で下ります。上りより下りのほうが膝にこたえ、足を踏み外しやすくなります(推定)。
- 腰が悪い人:段の高い階段で前かがみが続きます。混んでいると途中で止まって待つこともあります。
- 心臓や肺に持病がある人:夏は建物の中も冷房がなく、熱がこもります。
- バランスに不安がある人:靴下で板の階段を上り下りするので、すべりやすくなります。手すりは両側にない所もあります(推定)。
西の丸の百間廊下も回る

大天守の西側、西の丸の櫓と長い廊下「百間廊下(ひゃっけんろうか)」を歩きます。城に仕えた女性たちが暮らした場所とされ、窓から大天守を横から見られます。
- 入城口から西の丸へ向かう
- 靴を脱いで、櫓から百間廊下をゆっくり歩く
- 西の丸の庭から大天守を見る
- 大天守へ向かうか、入城口へ戻る
- 見学時間(天守群+西の丸)
- 約1時間30分〜2時間
- 追加で歩く距離
- 0.5〜1km推定
- 路面
- 板張りの廊下。櫓の出入りに急な階段推定
- 車いす
- 西の丸・百間廊下の建物には入れない
- 閉める時刻
- 建物は16時30分に閉まる
- 大天守と西の丸を両方回ると2時間ほどになります。疲れたら西の丸だけで終える選び方もあります。
- 西の丸の廊下は平らな部分が長く、大天守よりは負担が小さめです(推定)。
- 膝・腰が悪い人:大天守の後に回ると、立って歩く時間が2時間を超えます。
本丸(備前丸)まで上り、天守には入らない

大天守の真下の広場「備前丸」まで、門と坂を上ります。大天守を足もとから見上げ、城下も見渡せます。城の公式案内でも、入城口から備前丸までは段差の比較的少ない道があると紹介されています。急な木の階段を避けたい人のための選び方です。
- 入城口から菱の門へ
- 坂と門を抜けて備前丸へ(約15分)
- 大天守を真下から見上げ、城下を眺める
- 同じ道をゆっくり下りる
- 入城口から天守入口まで
- 徒歩約15分
- 高低差
- 30m前後推定
- 路面
- 急な坂、砂利、石段が混じる
- 車いすで行く場合
- 熟練した介助者2〜3人が要る。介助者1人では非常に危険
- 杖を借りられます。
- 坂の途中で立ち止まって休みながら上ります。
- 膝が悪い人:帰りの下り坂が続きます。
しっかり見るには L3
ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分
季節と気候
夏(6〜8月)は城の中に冷房がなく、管理事務所が熱中症への注意を呼びかけています。給水機は菱の門の手前と備前丸、自動販売機は菱の門の手前だけです。夏(6月1日〜8月31日)は開城が18時まで(入城は17時まで)に延びます。桜の時期(3月下旬〜4月上旬)と連休は混み、大天守の入口で待つことがあります(時期は推定)。歩きやすいのは春と秋です(推定)。休城日は12月29日・30日だけです。
病院までの距離
**兵庫県立はりま姫路総合医療センター**(救命救急センター)が姫路駅の東側にあります。城から車で10分前後です(推定・約2km)。城の中には救護に当たる係員がいます。体調が悪くなったら近くの係員に声をかけるよう案内されています。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- 世界文化遺産・国宝 姫路城 便覧(姫路城管理事務所)トップ(開城時間・入城料・冷房とエレベーターなし・靴袋・車いす・給水機・ライトアップ)
- 姫路城 便覧 よくあるご質問(見学時間・改札から天守入口15分・車いすルート・杖の貸し出し・駐車場・トイレ)
- 姫路城公式サイト(姫路市)(世界遺産登録・開城時間)
- nippon.com「姫路城」(駅から桜門橋まで約1km・15分、大天守31.5m/46.3m、姫山45.6m、最上部まで小1時間)
- 神戸新聞NEXT 2021年11月17日(大天守の階段は計109段、最大傾斜50度以上、エレベーターなし)
- 厚生労働省「令和7年 救命救急センターの充実段階評価の評価結果」
- 兵庫県「はりま姫路総合医療センター」紹介資料
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