ヴェネツィアの風景
イタリア

ヴェネツィア

最低限 L2しっかり L3オプション L3
写真:kallerna / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

行けるうちに、行く旅 / ヴェネツィア

イタリア北東部、潟(ラグーン)の上に築かれた水の都です。1987年に町と潟が世界遺産に登録されました。121の島を435の橋がつなぎ、車は町に入れません。移動は歩くか水上バスで、歩く場合は小さな橋の階段を何度も上り下りします。

行き方

日本からの直行便はなく、ヨーロッパや中東で1回乗り継いでおよそ15〜18時間(推定)。時差は日本より8時間遅れ、夏時間は7時間遅れ。空港から町へは水上バスで1時間〜1時間半、またはバスでローマ広場へ(推定)。ツアーはローマ広場か船着き場から船でサン・マルコ広場へ向かうのが一般的。日帰りの人には決められた日に入域料がかかる制度があり、泊まる人は対象外とされる(推定・日程は市が毎年発表)。

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水上バスでサン・マルコ広場へ

水上バス(ヴァポレット)の乗り場
水上バス(ヴァポレット)の乗り場写真:User:Nino Barbieri / CC BY 2.5(Wikimedia Commons)

水上バスに座って大運河を進み、両岸の宮殿や教会を眺めます。サン・マルコ広場で降り、広場とサン・マルコ大聖堂の外観、ドゥカーレ宮殿の外側を見ます。

  1. ローマ広場か駅前の船着き場から水上バスに乗る
  2. 大運河を進み、両岸の建物を眺める(座ったまま)
  3. サン・マルコの船着き場で降りる
  4. 広場を歩き、大聖堂と鐘楼を外から見る
  5. カフェで休み、水上バスで戻る
歩く距離
1〜2km推定
立っている時間
1〜2時間推定
階段
船着き場と海沿いの小さな橋に数段推定
標高
ほぼ海面と同じ推定
路面
石畳。水上バスの乗り場は水に浮かぶ桟橋で、揺れる推定
町の橋の数
435(121の島をつなぐ)
夏の暑さ
30℃前後で蒸し暑い推定
楽にするには
  • 水上バスは座ったまま名所を見られる
  • 桟橋は揺れるので、乗り降りは係員や同行者の手を借りる
  • 朝早くは広場が空いている(推定)
注意が要る方
  • バランスに不安がある人:水に浮かぶ桟橋と船の乗り降りで足もとが揺れる
  • 心臓や肺に持病がある人:夏の広場は日陰が少なく蒸し暑い
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橋を渡りながら歩いて町をめぐる+ドゥカーレ宮殿

運河にかかる階段付きの橋
運河にかかる階段付きの橋写真:Mister No / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

リアルト橋からサン・マルコ広場まで、細い路地と小さな橋を渡りながら歩きます。ドゥカーレ宮殿の中を見学します。宮殿の通常の見学ルートは、体の不自由な人も回れるよう整えられています。

  1. 水上バスでリアルトへ
  2. リアルト橋を渡り、市場を見る
  3. 路地と小さな橋を渡りながらサン・マルコ広場へ歩く
  4. ドゥカーレ宮殿を見学(1時間半〜2時間・推定)
  5. 海沿いを歩き、水上バスでホテルへ
歩く距離
6〜10km推定
続けて歩く区間
リアルト〜サン・マルコで1.5km前後推定
橋の階段
1つの橋で片側10〜20段ほど。1日に何十回も上り下りする推定
宮殿の通常ルート
体の不自由な人も回れる。秘密の通路・牢獄・武器庫は不可
路面
石畳と橋の石段。手すりのない橋もある推定
夏の暑さ
30℃前後で蒸し暑い推定
楽にするには
  • 疲れたら近くの船着き場から水上バスに乗れる。途中でやめやすい町です
  • 大運河沿いは水上バスで移動し、歩くのは見たい路地だけにする
  • 宮殿の1階には段差なく使えるトイレがある
注意が要る方
  • 膝が悪い人:橋の上り下りをくり返し、特に下りがこたえる
  • 腰が悪い人:1日中立って歩き、座れる場所はカフェなどに限られる
  • バランスに不安がある人:手すりのない橋や、雨や霧でぬれた石段がある
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ゴンドラに乗る

桟橋に係留されたゴンドラ
桟橋に係留されたゴンドラ写真:Jsamwrites / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

手こぎの小舟ゴンドラに乗り、細い運河を30分ほどめぐります(推定)。乗り降りのときに、岸から揺れる舟へ下りる必要があります。

  1. ゴンドラ乗り場へ歩く
  2. 岸の石段から揺れる舟へ下りて座る
  3. 細い運河をめぐる(30分ほど・推定)
  4. 舟から岸の石段へ上がる
乗る時間
30分ほど推定
乗り降り
岸の石段から低い舟へ、揺れる中で下りる推定
座席
低い座席で、立⁠ち⁠上⁠がるときに力が要る推定
楽にするには
  • 乗り降りはこぎ手の手を借りる
  • 風や波の少ない時間を選ぶ
注意が要る方
  • バランスに不安がある人:乗り降りの一歩がいちばん危ない
  • 膝・腰が悪い人:低い座席からの立⁠ち⁠上⁠がりがつらい
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鐘楼のエレベーターで町を見下ろす(体力をあまり使わない眺望)

サン・マルコ広場に立つ高さ98.6mの鐘楼に、エレベーターで約30秒で上ります。赤い屋根の町と潟を上から見られます。橋を渡り歩けない人にも、町全体を見る方⁠法があります。

  1. 水上バスでサン・マルコへ
  2. 広場を横切って鐘楼の入口へ
  3. エレベーターで上へ(約30秒)
  4. 展望階から町と潟を見る
  5. エレベーターで下り、水上バスで戻る
鐘楼の高さ
98.6m
エレベーター
あり(1932年設置)。上まで約30秒
歩く距離
1km前後推定
楽にするには
  • 混む時間を避け、朝か夕方に上る(推定)
  • 広場の中は平らなので、橋を渡らずに行ける(推定・船着き場から広場まで)
注意が要る方
  • 高い所が苦手な人:展望階は外に開いている(推定)
  • 入口で列に並ぶことがある
この旅のための体の目標

しっかり見るには L3

ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分

季節と気候

夏は30℃前後で蒸し暑く混む(推定)。秋から冬は高潮で広場や路地が水につかる日がある(推定)。冬は5℃前後で霧が出やすく、石畳がすべる(推定)。歩きやすいのは4〜6月と9〜10月(推定)。

病院までの距離

旧市街の中にヴェネツィア市民病院(SS. Giovanni e Paolo)があり、24⁠時⁠間の救急外来がある。救急車は船(水上救急車)。旧市街のどこからでも船で30分以内(推定)。高山病の心配はない。夏は熱中症、冬はぬれた石段での転倒が身近な危険。

数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。

出典
  1. https://www.comune.venezia.it/it/content/venezia-accessibile
  2. https://palazzoducale.visitmuve.it/en/visitor-information/services-accessibility/
  3. https://www.basilicasanmarco.it/en/visit/campanile/
  4. https://europeforvisitors.com/venice/articles/venice-ambulances-and-hospital-emergency-room.htm
  5. https://whc.unesco.org/en/list/394/

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