
台北・九份
行けるうちに、行く旅 / 台北・九份
台湾の首都・台北と、その北東の山あいにある九份(きゅうふん)を合わせて回る旅です。九份はかつて金の採掘で栄えた町で、山の斜面に細い路地と石段が重なっています。夕方に赤い提灯がともる石段の路地と、茶館から見下ろす海の眺めを目当てに、多くの人が訪れます。台北では、高さ382mの台北101の展望台からエレベーターで町を一望できます。
行き方
日本から台北へは直行便があり、飛行時間はおよそ3時間半〜4時間半です(推定)。台北の空港は市内の松山空港と郊外の桃園空港の2つ。時差は日本より1時間遅れで、夏時間はありません。台北から九份へは路線バスで「九份老街」停留所へ(地下鉄・忠孝復興駅から1062番、西門駅・北門駅から965番)。所要1時間〜1時間半ほど(推定・道路の混み具合で変わる)。鉄道なら在来線で瑞芳駅へ行き、駅から約250mの「区民広場」停留所からバスか、駅前からタクシー。停留所は基山街の入口のすぐそばです(推定・地図データ)。休日に周辺の駐車場が満車になると、車は町の外の駐車場に案内され、シャトルバスで町に入ります。
台北101の展望台+九份の入口付近(平坦)

台北101の89階展望台(地上382m)にエレベーターで上り、台北の町を360度見渡します。九份ではバス停から基山街の入口付近だけを歩き、路地の雰囲気を味わって茶館などで休みます。
- 台北101の1階(オフィス棟)の展望台チケット売り場へ行く
- 高速エレベーターで89階へ上り、展望台を一周する
- 午後、バスかタクシーで九份へ(1時間〜1時間半)
- 「九份老街」停留所で降り、基山街の入口から平らなところだけ歩く
- 茶館や店で休み、同じ停留所から台北へ戻る
- 台北101展望台の高さ
- 89階・地上382m
- 展望台の営業時間
- 毎日10:00〜21:00
- エレベーターの所要時間
- 5階から89階まで約40秒推定
- 歩く距離
- 2〜3km推定
- 立っている時間
- 2〜3時間推定
- 階段
- ほぼなし(基山街は平坦な路地)推定
- 九份の標高
- 約250〜300m推定
- 路面
- 台北は舗装。基山街は狭い舗装の路地で、雨の日はすべりやすい推定
- 夏の暑さ(台北)
- 7月の平均気温29.9℃、平均最高気温34.8℃
- 台北101の展望台は屋内で、エレベーターで上り下りできる。暑い日や雨の日でも過ごしやすい(推定)
- 91階の屋外展望台や101階は追加の場所。行かなくても展望は十分
- 敬老料金の入場券は1階の売り場でだけ買える
- 九份は平日の昼すぎなど混雑の少ない時間を選ぶ(推定)
- 九份の路地は脇に入ると急な石段。入口付近の平らなところだけで引き返してかまわない
- バランス:九份の路地は狭く、人が多いとすれ違うときにぶつかりやすい。雨の日は路面がすべる
- 心臓や肺:夏の台北は気温も湿度も高く、屋外を歩くだけで負担になる
- 高い所が苦手な人:展望台は地上382m
九份老街(基山街を端まで+豎崎路の石段を途中まで)

九份の中心を横に通る基山街を端まで歩き、縦に通る石段の路地「豎崎路(じゅきろ)」を、提灯の景色が見える辺りまで下りて、また上ります。夕方から夜にかけて提灯がともる時間帯が、いちばん人気があります。
- 台北からバスで「九份老街」停留所へ(1時間〜1時間半)
- 基山街を西へ歩く(約500m。店が並び、人が多い)
- 基山街と豎崎路の交わるところから石段を下り、提灯の並ぶ辺りを見る
- 茶館で休み、海を見下ろす
- 石段を上って基山街へ戻り、停留所へ。帰りのバスは夕方に混む
- 基山街の長さ
- 約500m(片道)推定
- 豎崎路の石段の長さ
- 全体で約240m推定
- 豎崎路の高低差(全体)
- 約60m(下の汽車路側が約230m、上側が約300m)推定
- 基山街から途中まで下りて戻る段数
- 100段前後推定
- 歩く距離
- 3〜4km推定
- 立っている・歩く時間
- 3〜4時間推定
- 路面
- 幅の狭い石段。手すりのない所がある。雨と霧で濡れていることが多い推定
- 夏の暑さ(九份に近い基隆)
- 7月の平均気温29.5℃、平均最高気温33.3℃。1年を通して湿度が高い
- 雨の日(基隆)
- 1月は月に約20日、7月は約9日
- 提灯の景色は、基山街から豎崎路を少し下りたところで見える。いちばん下まで下りる必要はない
- 夕方は人が一番多く、帰りのバスも長く並ぶ。混雑が苦手な人は昼すぎに行き早めに帰る(推定)
- 雨が多い土地。すべりにくい靴と折りたたみの傘を持つ
- 帰りは石段を上るので、下りる前に体力を残しておく
- 帰りにタクシーを使う方法もある(推定)
- 膝:下りの石段は膝にこたえる。段の高さや幅がそろっていない所がある
- 腰:狭い路地で長く立ち止まることが多く、座れる場所は店の中くらい
- 心臓や肺:夏は蒸し暑い中で石段を上り返すことになる
- バランス:濡れた石段と人混みが重なる。手すりのない所では人の流れに押されないよう端を歩く
豎崎路の石段をいちばん下まで下りて上り返す

豎崎路を下の汽車路まで下り切り、途中の昔の映画館跡などを見ながら、また上へ戻ります。九份でいちばん階段の多い歩き方です。
- 基山街から豎崎路へ入る
- 石段を下の汽車路まで下りる(途中で横の路地・軽便路を横切る)
- 下で休む
- 同じ石段を上り返して基山街へ戻る(または下でタクシーやバスを待つ)
- 石段の長さ
- 約240m推定
- 高低差
- 約60m推定
- 段数
- 300段前後推定
- 続けて上る段数
- 100〜200段推定
- 路面
- 狭く濡れやすい石段、両側に店と人の列推定
- 下りるだけにして、下の汽車路からタクシーで戻ると上り返しがなくなる(推定)
- 途中で横切る軽便路で必ず休む
- 膝・腰:300段前後を下りて上ることになり、上りも下りも負担が大きい
- バランス:人の多い時間帯は、濡れた石段で立ち止まれないことがある
しっかり見るには L2
ロコモ度1まで(2ステップ値1.1以上・両脚で20cmから立てる)。6分間で400m。階段1階分を休まず
季節と気候
夏(6〜9月)は蒸し暑く、台北の7月の平均最高気温は34.8℃。九份に近い基隆は11〜2月に雨の日が多く、月に18〜20日ほど雨が降る。冬は冷たい雨と霧で石段がすべりやすい。夏から秋は台風の時期で、バスや飛行機が止まることがある(推定)。冬も基隆の1月の平均最低気温は14.2℃で寒さの心配はほとんどない。歩きやすいのは4月と10月ごろ(推定・気温と雨の日数から)。休日と夕方の九份は非常に混み、休日は車が町の外の駐車場へ案内される。
病院までの距離
基隆長庚記念病院(基隆市安楽区麦金路222号)は、基隆市と台湾北東部で唯一の「重度級」の救急病院。九份から車で30〜40分(推定・道路で約20km)。台北市内には台湾大学病院など大きな病院が多数ある(推定)。九份から台北市内までは車で1時間前後(推定)。高山病の心配はない(九份でも標高300m前後)。夏は熱中症と脱水、冬は濡れた石段での転倒が最も身近な危険。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- https://www.filmassist.ntpc.gov.tw/en/scene/72
- https://www.taipei-101.com.tw/tw/observatory
- https://www.taipei-101.com.tw/tw/observatory/cityview89
- https://www.taipei-101.com.tw/tw/observatory/ticket
- https://www.ntpc.gov.tw/uploaddowndoc?dis=news&file=news%2F202407121708263.pdf&filedisplay=%E4%B9%9D%E4%BB%BD%E8%80%81%E8%A1%97%E4%BA%A4%E9%80%9A%E6%94%BB%E7%95%A5.pdf&flag=doc
- https://www.ntpc.gov.tw/ch/home.jsp?id=28&dataserno=202602190001
- https://www.cwa.gov.tw/V8/E/C/Statistics/monthlymean.html
- https://www.cgmh.org.tw/tw/Systems/AreaInfo/1
- https://pda5284.gov.taipei/MQS/stoplocation.jsp?slid=71452
- https://www.openstreetmap.org/way/217815406
- https://open-meteo.com/en/docs/elevation-api
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