
ドバイ
行けるうちに、行く旅 / ドバイ
アラビア半島のペルシャ湾岸、アラブ首長国連邦(UAE)の都市です。高さ828m・163階の世界一高いビル、ブルジュ・ハリファが2010年に開業しました。超高層ビルの新市街と、入り江(ドバイ・クリーク)沿いに市場(スーク)や古い町並みが残る旧市街の、二つの顔を持つ町です。見どころの多くは冷房の効いた屋内にありますが、夏の屋外は日本の真夏をはるかに超える暑さになります。
行き方
東京(成田・羽田)と大阪(関西)から直行便があり、行きはおよそ11〜12時間、帰りはおよそ9〜10時間です(推定)。時差は日本より5時間遅れで、夏時間はありません。空港から中心部までは車で20〜30分(推定)、地下鉄もあります。ブルジュ・ハリファの展望台へは隣のドバイ・モールの地下から入ります。地下鉄の駅からモールまでは冷房付きの長い連絡通路(動く歩道あり)です。ツアーではホテルからバスや車でモールや旧市街まで行き、そこから歩くのが一般的です。

ブルジュ・ハリファ展望台とドバイ・モール(屋内・段差なし)

ドバイ・モールから入り、高速エレベーターで124・125階の展望台(高さ452m)へ上ります。124階は屋外のテラス、125階は屋内の展望フロアです。砂漠と海と高層ビル群を上から見下ろし、下りたあとはモールの中で休みます。
- 車でドバイ・モールの入口まで行く
- モールの中の案内表示に従って地下の展望台入口へ歩く
- エレベーターで124階へ上り、屋外テラスと125階の屋内フロアを見る
- エレベーターで下り、モールの中で休む
- 車でホテルへ戻る
- ビルの高さ
- 828m・163階
- 展望台の高さ
- 124・125階は約452m、148階は約555m(ブルジュ・ハリファ側は124・125階を456mと表示)
- エレベーター
- 上まで1分ほど推定
- 歩く距離
- 1〜2km(モールの中と展望台)推定
- 立っている時間
- 1時間半〜2時間推定
- 階段
- なし(エレベーター)
- 路面・気温
- 屋内の平らな床・冷房。124階のテラスだけ屋外
- 地下鉄から歩く場合
- 駅からモールまでとても長い冷房付きの連絡通路(動く歩道あり)
- 地下鉄ではなく車でモールの入口まで行くと、長い連絡通路を歩かずに済む
- 時間指定の入場。混雑の少ない朝を選ぶと125階の屋内も回りやすい
- 夕暮れどきの入場券は人気があり混む(推定)
- モールは非常に広いので、休む場所を先に決めておく
- 高い所が苦手な人:124階のテラスはガラス越しに真下まで見える
- 腰:エレベーターの前や入口で立って待つ時間がある
旧市街のスークと渡し船(アブラ)

入り江沿いの旧市街を歩きます。風の塔のある古い家並みが残るアル・ファヒディ歴史地区を見て、木の小舟アブラで対岸のデイラ地区へ渡り、スパイス・スークとゴールド・スークを歩きます。アブラは市の交通局が運航する公共の渡し船で、1回1ディルハム(現金)です。
- 車でアル・ファヒディ歴史地区へ行き、路地を歩く
- 入り江沿いを歩いてバール・ドバイ側のアブラ乗り場へ
- アブラで対岸のデイラ・オールド・スーク乗り場へ(約5分)
- スパイス・スークとゴールド・スークを歩く
- アブラか車でホテルへ戻る
- アブラの所要時間
- 約5分(もう一つの航路は約7分)
- アブラの運航時間
- 朝5時〜夜12時(毎日)
- 運賃
- 1ディルハム・現金
- 歩く距離
- 3〜5km推定
- 歩く時間・立っている時間
- 3〜4時間推定
- 階段
- 乗り場から舟へ数段下りる程度推定
- 舟の乗り降り
- 揺れる小舟に岸から段差をまたいで乗る。手すりはほとんどない推定
- 夏の暑さ
- 7月の平均最高41.7℃、8月42.1℃。過去最高49.0℃
- 冬の気温
- 1月の平均最高24.0℃・最低14.3℃
- 暑さ指数(夏の日中)
- 環境省の「危険」(31以上)に当たる日が多い推定
- 11月〜3月に訪れる。日中の最高気温が20℃台で歩きやすい
- 夏は屋外の見学を朝早くか日没後にまとめ、日中は屋内で過ごす
- アブラは片道だけ乗って帰りは車にすると、乗り降りが1回で済む
- 舟に乗るときは船頭や同行者の手を借りる
- スークは通路が狭く人が多いので、混む夕方を避ける(推定)
- バランス:アブラは岸と舟の間に段差とすき間があり、舟は揺れる。乗り降りで転びやすい
- 心臓や肺:夏の屋外は暑さそのものが大きな負担になる
- 腰:立ち止まりながら歩き続ける。休める場所はカフェなどに限られる
- 膝:大きな階段はないが、舟への乗り降りで膝を深く曲げる
砂漠サファリ(四輪駆動車で砂丘を走る)

市街地から車で砂漠へ出て、四輪駆動車で砂丘を上り下りします。夕日を見たあと、砂漠のキャンプで食事をする内容が一般的です(推定)。
- 午後、ホテルから四輪駆動車で砂漠へ(1時間前後・推定)
- 砂丘を車で走る。車は大きく傾き、上下に揺れる
- 砂の上を歩いて夕日を見る
- キャンプで食事をし、夜に車でホテルへ戻る
- 市街地から砂漠まで
- 車で1時間前後推定
- 砂丘走行
- 30分前後、強い揺れと傾き推定
- 歩く距離
- 1km未満(砂の上)推定
- 路面
- やわらかい砂推定
- 夏の暑さ
- 夕方でも40℃近い日がある推定
- 砂丘走行をしない砂漠のキャンプだけの内容を選ぶこともできる(推定)
- 申し込む前に腰・首・心臓の持病を伝え、参加の可否を確かめる
- 冬の夕方を選ぶ。砂漠の夜は冷えるので羽織るものを持つ(推定)
- 腰や首:上下の衝撃と横への傾きを何度もくり返す。椎間板ヘルニアや圧迫骨折、骨粗しょう症のある人は背骨への衝撃が大きな負担になる。主治医に相談する
- 心臓:揺れと暑さで体に負担がかかる
- バランス:砂の上は足が沈み、歩きにくい
- 車酔いしやすい人:強い揺れが続く
旧市街を短く(車で近くまで行き、アブラに片道だけ乗る)
「しっかり」の旧市街を、歩く量を減らして回る方法です。車でアル・ファヒディ歴史地区の入口まで行き、路地を少し歩いてから、アブラで対岸へ片道だけ渡ります。スパイス・スークを入口付近だけ見て車に戻ります。
- 車でアル・ファヒディ歴史地区の入口へ
- 古い家並みの路地を少しだけ歩く
- アブラで対岸へ渡る(約5分)
- スパイス・スークを入口付近だけ見て、車でホテルへ
- 歩く距離
- 1〜1.5km推定
- アブラ
- 約5分・1ディルハム
- 階段
- 乗り場の数段推定
- 舟の乗り降り
- 1回推定
- 冬の朝に回ると暑さの心配がほぼなくなる
- 舟が不安な人は、アブラに乗らず岸から入り江を眺めるだけでも旧市街の雰囲気は伝わる
- バランス:乗り降りは1回でも揺れる舟への乗り移りがある。付き添いの手を借りる
- 夏は短い時間でも屋外の暑さが負担になる
しっかり見るには L3+
ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分
季節と気候
夏(6〜9月)は平均最高気温が40℃前後で、7〜8月は41〜42℃。過去には49℃を記録。湿度も高く、屋外の見学は体に大きな負担になる。冬(12〜2月)は平均最高24〜26℃・最低14〜16℃で歩きやすい。歩きやすいのは11月〜3月(推定・気温から)。屋内は冷房が強く、夏でも羽織るものがあると安心(推定)。
病院までの距離
ラシッド病院(Rashid Hospital、ドバイ・ヘルス運営、ウンム・フライル地区)に24時間の救急外来があり、救急と外傷の治療で地域の中心となる病院。救急部は68床(2022年の資料)。ブルジュ・ハリファから車で15〜20分、旧市街から10分前後(推定)。市内には大きな病院がほかにも多い(推定)。砂漠サファリの最中は市街地の病院まで車で1時間前後(推定)。高山病の心配はない。夏は熱中症と脱水が最も身近な危険。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- https://www.emaar.com/en/at-the-top-burj-khalifa
- https://www.emaar.com/en/other-emaar-businesses/burj-khalifa
- https://wheelchairtravel.org/visiting-worlds-tallest-building-burj-khalifa-wheelchair-access/
- https://rta.ae/wps/portal/rta/ae/public-transport/marine/about-marine?lang=en
- https://www.dubai-online.com/transport/abra/
- https://en.wikipedia.org/wiki/Dubai
- https://dubaihealth.ae/facility/hospital/rashid-hospital
- https://www.dha.gov.ae/uploads/062022/2eaca16b-dec5-4f19-b8bc-53b026f02fcf.pdf
- https://www.iana.org/time-zones
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