
アユタヤ
行けるうちに、行く旅 / アユタヤ
タイの首都バンコクの北、川に囲まれた島の上に築かれたアユタヤ王朝の都の跡です。1991年に「古都アユタヤ」として世界遺産に登録されました(登録範囲289ヘクタール)。れんが造りの仏塔や崩れた寺院の柱が野外に広がり、木の根に包まれた仏像の頭(ワット・マハタート)がよく知られています。
行き方
羽田・成田などからバンコクへ直行便があり、飛行時間はおよそ6〜7時間です(推定)。時差は日本より2時間遅れで、夏時間はありません。アユタヤはバンコクの約70km北で、鉄道ではアユタヤ駅まで71km、急行で約1時間、各駅停車で約1時間45分。駅から遺跡のある地域までは約3.5kmあり、トゥクトゥク(三輪タクシー)で移動します。ツアーの多くはバンコクから車で日帰りし、片道1〜1.5時間です(推定)。遺跡のあいだも車で移動します。
島の中の主な2寺院を通路から

島の中心にあるワット・マハタート(木の根に包まれた仏像の頭)と、王宮の寺院だったワット・プラ・シー・サンペット(3基の大きな仏塔)を通路から見ます。どちらも車で入口近くまで行けます。
- バンコクから車でアユタヤへ(1〜1.5時間)
- ワット・マハタートで木の根の仏頭と崩れた仏塔群を通路から見る
- 車でワット・プラ・シー・サンペットへ移り、3基の仏塔を見る
- 日陰で休み、車でバンコクへ戻る
- 歩く距離(2寺院の合計)
- 1〜2km推定
- 立っている時間
- 1〜1.5時間推定
- 階段
- ほぼなし(入口や基壇に数段)推定
- 標高
- ほぼ海面と同じ(数m)推定
- 路面
- れんがの通路、土と芝生。手すりはほとんどない推定
- 暑さ
- 4月の平均最高気温37.4℃、3月36.7℃。いちばん涼しい12月でも30.9℃
- 開いている時間(プラ・シー・サンペット)
- 毎日 8:00〜18:00
- 2寺院は車で入口近くまで行けるので、寺院のあいだを歩かなくてよい
- 朝の開門すぐか夕方に回る。昼は日差しが強く日陰がほとんどない
- 帽子・日傘・水を持つ
- 涼しい11月〜2月がいちばん歩きやすい
- 心臓や肺:日陰のない暑さそのものが負担になる。1か所ごとに車の中で休む
- バランス:れんがの通路は凹凸があり、雨のあとは土がぬかるむ
寺院4〜5か所(川向こうのワット・チャイワッタナーラームを含む)

島の中の2寺院に加え、川の西岸のワット・チャイワッタナーラーム(中央の塔の高さ35m)、島の東南のワット・ヤイ・チャイモンコン(大きな仏塔に階段で上れる)などを回ります。寺院のあいだは車で移動し、それぞれの敷地を歩きます。
- 朝、ワット・ヤイ・チャイモンコンで仏塔の急な階段を上り、上の段から境内を見る
- 島の中へ移り、ワット・マハタートとワット・プラ・シー・サンペットを歩く
- 日陰のある場所で昼食と休憩
- 夕方、川の西岸のワット・チャイワッタナーラームで塔のまわりの回廊を一周する
- 車でバンコクへ戻る
- 歩く距離(1日の合計)
- 4〜6km推定
- 続けて歩く距離
- 1km前後まで(寺院のあいだは車)推定
- 立っている時間
- 4〜5時間(休みを除く)推定
- チャイワッタナーラームの中央の塔
- 高さ35m。四方に急な階段がある。今も上れるかは確認できず
- ヤイ・チャイモンコンの仏塔
- 高さ約60m。階段で上の段へ上れる。段数の公表は見つからず
- 続けて上る段数
- 数十段(50段前後)推定
- 路面
- れんがの通路・土・芝生。古い階段は段の高さがそろわず手すりがない推定
- 暑さ・雨
- 4月の平均最高気温37.4℃。5〜10月は雨の日が月12〜19日
- 寺院のあいだは車かトゥクトゥクで移動し、歩くのは敷地の中だけにする
- 暑い昼の時間は冷房の効いた場所で休む
- 階段は上らず、下から見るだけでも見学になる
- 11月〜2月の乾いた時期を選ぶ
- 膝:古い仏塔の階段は急で段の高さがそろわない。下りが膝にこたえる
- 腰:車の乗り降りと敷地内の立ち歩きが1日に何度もくり返される
- 心臓や肺:日陰のない場所で長く過ごし階段も上るので、暑さと運動が重なる
- バランス:手すりのない急な階段と凹凸のあるれんがの通路で転びやすい
ワット・ラーチャブーラナの塔の中と地下室
島の中のワット・ラーチャブーラナで、中央の塔の中に入り、さらに狭い階段で地下の小部屋へ下りて古い壁画を見ます。この町でいちばん狭く急な階段を使う見学です。
- 塔の基壇の急な階段を上り、塔の中の部屋へ入る
- 狭い階段で地下の部屋へ下りる(いちばん下の部屋は1人ずつ)
- 壁画を見て、同じ階段を上って戻る
- 基壇の階段を下りる
- 塔への階段
- 東・北・南の3方向
- 地下への階段
- 狭い階段(1958年に美術局が設置)。地下は2層
- 地下のいちばん下の部屋
- 1人ずつしか入れない広さ
- 段数
- 基壇と地下を合わせて数十段推定
- 中の環境
- 暑く、暗い場所がある
- 地下へは下りず、塔の外から見るだけでもよい
- 朝の涼しいうちに回る
- 膝・腰:狭く急な階段を上って下り、また上る。かがむ姿勢が続く
- 心臓や肺:地下は暑く空気がこもる
- バランス:暗く狭い階段で手をつく場所が限られる
- 狭い場所が苦手な人:地下はとても狭く、勧められない
川から遺跡を見る遊覧船(体力をあまり使わない)
アユタヤの島を囲む川を船で回り、川沿いの寺院(ワット・チャイワッタナーラームなど)を船の上から見ます。歩く距離が短く、風があるので暑さも少し和らぎます。
- 船着き場まで車で行く
- 船に乗り、島のまわりを回る
- 船の上から川沿いの寺院を見る
- 船着き場に戻り、車で移動する
- 乗っている時間
- 1〜2時間推定
- 歩く距離
- 数百m(船着き場の行き来)推定
- 乗り降り
- 船着き場の段差から船へ下りる。小さな船は床が低く揺れる推定
- 乗り降りは船の人の手を借りる
- 夕方の便は涼しい(推定)
- バランス:揺れる船への乗り降りがいちばんの難所
- 膝:床の低い船では、低い所への一歩と立ち上がりが負担になる
しっかり見るには L3+
ロコモ度0(2ステップ値1.3以上・片脚で40cmから立てる)。6分間で450m。手すりなしで階段2階分
季節と気候
一年中暑い。いちばん涼しい12月でも平均最高気温30.9℃。3〜5月が最も暑く、4月の平均最高気温は37.4℃。日陰の少ない遺跡では昼の見学を避ける。5〜10月は雨の時期で雨の日が月12〜19日、雨のあとは土の通路がぬかるむ。歩きやすいのは11月〜2月(推定・気温と雨の少なさから)。川に囲まれた低地で、雨の多い年の秋は川があふれることがある(推定・地形から)ので、この時期は現地の案内を確かめる。
病院までの距離
プラナコーンシーアユタヤ病院(Phra Nakhon Si Ayutthaya Hospital、U Thong Road, Pratu Chai)は保健省の地域の中核病院で524床、マヒドン大学ラマティボディ病院などの関連病院。遺跡公園と同じ島の中にあり車で10分前後(推定)。より高度な治療はバンコクの大きな病院で、車で1〜1.5時間(推定)。高山病の心配はない。いちばん身近な危険は熱中症と脱水。
数字は公式情報を優先し、確かめられなかったものには「推定」と付けています。持病のある方は、行き先と日程を主治医に伝えて相談してください。
出典
- https://whc.unesco.org/en/list/576
- https://go.ayutthaya.go.th/publicize/wat-phhra-si-sanphet-phra-si-sanphet-temple/
- https://www.ayutthaya-history.com/Temples_Ruins_ChaiWatthanaram.html
- https://www.ayutthaya-history.com/Temples_Ruins_PhukhaoThong.html
- https://www.ayutthaya-history.com/Temples_Ruins_MahaThat.html
- https://ayutthaya-history.com/Temples_Ruins_RachaBurana.html
- https://en.wikipedia.org/wiki/Ayutthaya_(city)
- https://en.wikipedia.org/wiki/Phra_Nakhon_Si_Ayutthaya_Hospital
- https://www.seat61.com/thailand
- https://en.wikipedia.org/wiki/Ayutthaya_railway_station
- https://www.lonelyplanet.com/thailand/ayuthaya/attractions/wat-yai-chai-mongkhon/a/poi-sig/1174315/357639
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